2015.09.06

欧州ではスタンダード!「発酵バター」を手作りしよう

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欧州ではスタンダード!「発酵バター」を手作りしよう

バターというと、脂肪のかたまり&高カロリー!ということで、アンチエイジング的には目の敵にされがち…。

しかし、良質なバターは実は燃焼しやすい短鎖脂肪酸を含む数少ない食品の1つであり、鉄、銅、マンガン、セレンなどのミネラルや、パントテン酸、ビタミンB12、葉酸などもバランスよく含みます。適量であれば、優れた栄養効果が期待できる食べ物と言えそうです。
さらに注目すべきは「発酵バター」。発酵させることで独特の風味を持ち、日本人に多い乳糖不耐症の人でも消化しやすいというメリットがあります。さらに栄養的にも乳酸菌発酵の効果も得られると考えれば、非発酵バターよりも断然発酵バターを食べたい!と思いませんか?

バター1

大人気のエシレ。ヨーロッパでは発酵バターが主流。(http://www.kataoka.com/echire/

とはいえ、日本でも最近話題になることが増えたものの、「発酵バター」はまだまだ種類も少なく、価格もお高め。ヨーロッパなど昔からバターを食べてきた地域では、むしろ発酵バターが主流派なのに、不思議ですよね。おそらく遠心分離機がない時代に牛乳からクリームを分離させるのに時間がかかり、自然にバターになる前に発酵してしまったから…?なんて言われています。

バター2

バターづくりは大変!「バターを描きまわす若い女」ジャン=フランソワ・ミレー筆
そして、機械や技術の発達とともに米国を中心に非発酵バターの製造が増え、日本でも主流になったと考えられています。さらに高温多湿の日本では、保存性を高めるために塩を入れた有塩バターがほとんどになりました。

歴史的な理由はさておき、新鮮でおいしく、安全性の高い「発酵バター」を手に入れるなら、やっぱり手作りが一番!というわけで、ヨーグルトメーカーを使った手軽にできる「発酵バター」の作り方を紹介しましょう。

 

案外簡単!発酵バターの作り方

バター3バター4

生クリーム400mlとヨーグルト60gをヨーグルトメーカーに入れ、40度8時間で発酵させて「サワークリーム」を作る。(ヨーグルトメーカーがない場合は、20度以上の室温で一晩おいて様子をみる)

バター5バター6

サワークリームをハンドミキサーで約10分間ほど泡立て、固形分と水分に分かれてきたら、ざるなどで水分をこす。このときの水分は「バターミルク」といって、カリウムビタミンB12、カルシウムの宝庫なので、スープやパンケーキなどに使うのがおすすめ。

バター7

キッチンペーパーに包んで余分な水分を取ったら出来上がり!長持ちさせたい場合には、撹拌時に塩(海塩がおすすめ)を入れてもよいでしょう。

すり下ろしたにんにくや刻んだハーブを入れて、野菜のディップにしたり、スコーンやパンにつけたり。ふんわりフレッシュで軽いのにコクのある味わいにびっくり!くれぐれも食べ過ぎないように注意してくださいね。また、傷みやすいので、少量ずつ作ってできるだけ早く食べましょう。

 

☆「乳製品を避けたい、おいしいバターが食べたい〜」という方は、豆腐とココナッツオイルで作るバターのレシピをご紹介します。こちらをご覧ください。>
バターそっくりのココナッツオイルで作るヴィーガンバター

http://foodeco.co.jp/kitchen/?p=151へリンク

 

Special Thanks☆

ヨーグルトメーカーは、タニカ電器の「ヨーグルティア」を使用しました。作り方も参考にしています。

http://www.tanica.jp/household-products/yogurtia/

オルガナ編集部

 

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