2015.9.6 日曜日

ハーブ療法の母ヒルデガルトの 家庭でできるドイツ自然療法


ハーブ療法の母ヒルデガルトの 家庭でできるドイツ自然療法

ハーブ1
BABジャパン刊 1,512円(税込)
 
修道女ヒルデガルトとは
 
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは12世紀ドイツに生まれた修道女。中世初の女子修道院の設立者であり、修道院長を務めた女性です。彼女は神秘家でもあり、「薬草学の母」ともよばれ、中世の修道院では、自然から与えられたものだけで人々の心身の健康を支えてきたそう。その方法は、現在でもドイツで多くの人々に支持され、家庭で行う自然療法として確立されています。日本でもハーブティなどはおなじみですね。
 
ドイツでの自然療法
 
ドイツの多くの一般家庭医は様々な自然療法を取り入れ、自然療法の何種類ものセミナーが医師組合によって組織され、そのコースを修了した医師のみがその両方を標榜できるとか。人々の要望が多いため、保険適用もあるそうです。現代医学をベースに、自然療法、両方の視点が存在するドイツの医学は、とても人と自然に沿っているように思えます。
 
” ドイツには「1日1個のりんごが、医者を遠ざける」ということわざがあります。森の中を散歩していると、野生のりんごを見かけます。それらの実はおいしくて、生命力が満ち溢れています。実は人間も同じ。大量の薬や消毒に頼らなくても元気に、健やかに生きることができるのです。中世ドイツの修道女ヒルデガルトの自然療法は、薬草や石など、身の回りにあるものを用いたシンプルな癒しの方法です。“(本文より)
 
この本の中では、春夏秋冬「癒」「食」「住」120のレシピが掲載され、季節ごとに出やすい様々な不調を癒す実践方法が書かれています。
身近な植物やハーブ、果物、オイルを使った様々なレシピは、生活を豊かに変えてくれるはず。まずは病院に行く前に、ぜひ試してみませんか。
 
作者:ドイツ在住自然療法家 森ウェンツェル明華(さやか)
ドイツ在住の自然療法家。子どもの病気をきっかけに自然療法を学びはじめ、家庭で実践。専門はホメオパシー、フラワーエッセンス、ヒルデガルトの自然療法、ハーブ。ドイツや日本で、家庭でできる自然療法セルフケアのセミナーを開催。
HP:http://forestsayaka.wix.com/may1#!home/