2015.9.17 木曜日

老舗麻の魅力を現代に・・・遊中川の和小物たち


麻織物の魅力を現代に・・・遊 中川の和小物たち
花ふきん1
中川政七商店といえば、麻をはじめとした蚊帳生地のふきんを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

中川政七商店は、奈良に享保元年(1716年)に手績み手織りの麻織物を扱う商店として、創業した老舗中の老舗です。
花ふきん2
中川の麻の品質は、鎌倉時代から繋いだ歴史があります。
“一般的に生地の品質は、糸が細く、織りが詰まっているものが上質とされます。中川政七商店の生地は手で績んだ糸を使っているため、**番手(=糸の細さを表す)の糸といった表現ができません。熟練の手をもってしても糸の細さに若干のばらつきがあるからです。そのため生地の品質を測る尺度として、目打ちというものを使います。
目打ちとは、1インチ四方に経糸・緯糸が合計何本入っているかを数えた数値です。糸をより細く績み、より密度を高く織ったものが目打ちの高い生地となります。一般的な生地の目打ちは60~70本程度ですが、中川政七商店では目打ちが85本を超えるものしか使用しません。ただし、この品質の生地が織れる職人は限られているため、商品の数にも限りがございます”(中川政七商店HPより)
 
いくつもの時代の移り変わり、産業の移り変わりを経て、現代に繋がれてきた手仕事の技。それに近年、デザイン性が加わり、注目のmade in Japanブランドの立役者となってきました。
 
中川政七商店の直営ブランドの中でも、「遊 中川」は、ちょっと気の利いた素敵な和小物やファッションアイテムの揃ったお店。
なかでもバッグは、モダンなプリントを取り入れた麻やラフィア、帆布、あけびづるや籠素材、皮をつかった素材に、さりげなく日本の伝統的な紋様をあしらった素敵なデザインが揃っています。
花ふきん4
真田紐トートバッグ大(黄唐茶)
価格:10,260円(税込)
バッグの本体に手績み手織り麻、持ち手には真田紐を使用した贅沢な品。
真田紐は摩擦に強い事と、袋状に織られているのが特徴で、柔らかな触り心地ながらとても上部な性質を持っています。
鮮やかな和の色はファッションのポイントにもなります。
http://www.nakagawa-masashichi.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=1001-0007&vid=&bid=yu_nakagawa&cat=&swrd=%E7%9C%9F%E7%94%B0%E7%B4%90(中川政七商店 公式オンラインショップ)
花ふきん3
SOU小 shikakusaki(赤)
価格:12,960円(税込)
琴の一種である筝(ソウ)の形にデザインしたバッグです。
正倉院の宝物「麟鹿草木夾纈屏風」の2頭の牝鹿と桂の木をモチーフにした、ジャカード織の秋らしいテキスタイルです。
http://www.nakagawa-masashichi.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=1001-0702&vid=&bid=yu_nakagawa&cat=c41139&swrd=(中川政七商店 公式オンラインショップ)
 
年齢を選ばず、上質なmade in Japanを感じられるアイテム満載の「遊 中川」。目上の方やお友達、男性にも女性にもぴったりなプレゼントアイテムが、必ず見つかるはずです。
 
中川政七商店 公式オンラインショップ http://www.nakagawa-masashichi.jp/