2016.3.24 木曜日

腸内フローラの味方・・・乳酸発酵茶の「阿波番茶」


お茶は私たちの生活に欠かせないものですね。
お三時にほっとしたり、食後にさっぱりしたり、仕事の友だったり・・・。
日本のお茶文化は古い歴史を持ちますが、煎茶が今のように鮮やかな緑色で飲めるようになったのは江戸時代中期頃。一般庶民に出回るようになったのは幕末から諸外国への輸出品として生産されてからだそうです。その前からお茶といえばお番茶が庶民の楽しみとされてきました。今も昔も、香ばしく甘いその風味は毎日に欠かせないものです。
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お茶には緑茶や烏龍茶、紅茶といろいろありますが、すべて同じ茶の木の葉を使用したもの。違いは、葉を摘み取る時期やその後の発酵などの過程にあります。
阿波番茶は、四国・徳島の奥深い山間部、相生町などごく限られた地域でつくられている、ヨーグルトなどのように乳酸発酵を利用してつくられた発酵茶です。
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発酵させるお茶といえば、紅茶やウーロン茶が有名です。では、普通の発酵茶と微生物発酵させるお茶とはどう違うのでしょうか?
阿波番茶の特徴は、紅茶やウーロン茶がお茶の葉が持つ酵素をそのまま利用して茶葉の成分を変化させるのに対して、茶葉に一旦熱を加え、酵素活性を止めた後に、微生物の力を借りて発酵させるという点にあります。言うなれば、ヨーグルトやお漬物のように茶葉を発酵させてしまう、そうやって出来たお茶のことを”後発酵茶”というのです。
(出典:http://awabancha.com)

茶摘みから発酵まで、作業はとても独特で、ほとんどが手作業頼み。なので、小ロットの生産となり、あまり市場にでないので、はじめて聞いた方も多いのではないでしょうか?
同じような乳酸菌発酵茶は、ミャンマーや中国の奥地でのみ飲まれており、食文化も似ていることから、徳島とこれらの地域には昔なんらかの交流があったのではないかといわれています。
乳酸菌発酵茶は、発酵でできた有機酸によって分解されるためカテキンが少なく、渋味が少なくなり口当たりが良い上、成長した茶葉を使用するためにカフェインが少ないので、小さなお子さんでも安心して飲めますし、夜遅く飲んでもOKですね。緑茶に多いテアニンが少なく、グルタミン酸やアスパラギン酸は多いという分析結果もでています。
これらから、血糖値の上昇抑制や、整腸作用をはじめ花粉症や鼻炎などのアレルギーの発症を医薬品とは異なるアプローチで和らげる等の研究があるほどです。
(中村羊一郎 『番茶と日本人』 吉川弘文館、1998年、45~48頁)
手軽に毎日のお茶に取り入れることで、腸内フローラに有益な乳酸菌がとれる阿波番茶。
すぐに完売してしまう貴重なお茶ですが、運よく見つかったら、ぜひ試してみませんか?
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阿波番茶 http://awabancha.com/
上勝阿波晩茶 http://www1.quolia.ne.jp/~awabancha/