2016.07.18

自然派女子を虜にする一日一組限定の隠れ家レストラン『ハレノヒ食堂』へ!

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自然派女子に大人気、隠れ家レストランで一日一組完全予約制のおもてなしが大評判のアンチエイジング・ベジキュイジーヌ「ハレノヒ食堂」さん。

オーナーでシェフのきゃしーさんこと小俣由枝さんにお話しを伺いました。

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郊外の閑静な住宅街の一角にあり、川沿いの溢れる緑と川風が抜けるご自宅の二階に、驚くようなフレンチカントリーな空間がありました。
天井吹き抜けで気持ちのよい気が流れ、いつまでもいたくなるようなレストランスペースには、オープンキッチンを超えた、つくる姿がおもてなしともいえるその空間が。お料理を待っている時間さえごちそうです。

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きゃしーさんは、2015年6月に高幡不動にあった前身のレストランをこの西八王子に移転。さらにバージョンアップした独自の「アンチエイジング・ベジキュイジーヌ」を追求されています。
きゃしーさんの料理との出会いをお聞きしてみました。

 

~料理をはじめたきっかけは?

私は元々デベロッパーに務め、広報を担当していたんです。30歳になったとき「料理をしたい!」と思って、調理師学校や料理学校ではなく、フレンチのビストロの厨房に飛び込みました。そこから何軒か現場で修行をさせて頂きました。
料理人はとてもハードで体力勝負の現場ですが、どうしてもみなさん糖尿病になっていくんですね。でも、私はフレンチが大好きだったので、自分なりに見た目や料理法はフレンチのエッセンスを残したままで、カラダにいい料理はできないのだろうか?と考えるようになりました。

~ご自身で開業されてなぜこのスタイルに?

独立してすぐ、 2005年に虎ノ門で屋台バーを開店しました。フォルクスワーゲンを改造した屋台で、ワインと手打ち蕎麦を合わせた店を四年半やりました。たくさんのお客様にきて頂いていたのですが、毎日、イベント現場の設営と撤収のような日々で・・・カラダがきつくなってきたんですね。そのあと41歳で結婚して、高幡不動に自宅レストランを開業することになったんです。そこでは、アーユルベーダのセラピストさんやタロットをする友人たちとランチ付きのコラボのクラスをしていたのですが、ある友人に「このままじゃあなたの料理が主役じゃないよ」といわれ、料理を主役にした活動を考えていたら、このスタイルになったんです。
そんな中、自己流でマクロビやアーユルベーダなどを学び、雑穀エキスパートなどの資格もとり、ベジキュイジーヌの基本となる考え方を積み上げてきました。今回、アンチエイジングフードマイスターという体系的にアンチエイジングのための栄養学基礎を学べる資格があるのを見つけ、直感的に申し込みました(笑)

~野菜中心だとマクロビ料理にいく方が多いと思いますが、きゃしーさんのお料理はちょっと違いますね。きゃしー流の料理とは?

自己流ですが、マクロビやアーユルベーダ、薬膳などを勉強していくうちにそれらのいいところを生かしていきたいなと。そして私はやっぱりフレンチが大好きなので、私なりにそれらすべてをバランスしたフレンチがいいと思うようになりました。それで、「アンチエイジング・ベジキュイジーヌ」というスタイルができたんです。

~なるほど、そのきゃしーさんのバランス感覚で、「野菜だけだから軽めでしょ」という印象を全く覆す、たぶん肉好きの男性でも十分満足させられるハレノヒ食堂のお料理たちを生み出したのですね。フレンチというと生クリーム、バターたっぷりという印象がありますが、ハレノヒさんではどういう素材をつかってらっしゃるのでしょうか?

うちではまずスターターとして白湯からお出しします。白湯はお食事中に飲み過ぎてもだめで、熱いお湯を口の中で噛むように、唾液と混ぜながらお飲みいただいています。これはアーユルベーダの考え方です。同様に、生クリームではなく豆乳で、コクをだすためにコンソメではなく昆布だしやココナッツミルクなど、ヘルシーなものを使います。通常パイ生地をつかう料理は油揚げをつかったりと、いろんな工夫をしています。食べてびっくりしてみてください。

というわけで、今日は「デトックス スタンダードコース」をいただくことにしました。

まず、「先付 穀雨の贈り物」

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油揚げのカナッペ、枝豆、コーン、キュウリなど夏野菜のせ、トマトのファルシー、
そして、トマトと枝豆のムースです。目にも美しく、カナッペが油揚げということを忘れる美味しさ。

「前菜 風薫る初夏の一皿」

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夏野菜のエチュベ、ジャガイモとコーンの揚げないコロッケ、長ネギのムースと夏野菜のガレット。
たっぷりのお野菜に絶妙な薄すぎず濃すぎない味付けの野菜の味プラスαのエチュベだけで満腹に・・・。揚げないコロッケは、なんでコロッケって揚げるんだっけ?と常識が覆るほどの満足感。長ネギのムースは絶品で、上の夏野菜のジュレは美しいの一言。

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ちなみに前菜といっしょにお出しいただくパンも秋田白神酵母と全粒粉をつかった自家製パン。白神酵母の甘い香りがくせになり、いくつもいただけてしまいます。
またお野菜はもちろんすべてオーガニック野菜で、聖蹟桜ヶ丘など地産地消の仕入れ先から。女性ならでは感性の美しいオーガニック野菜を出されているベジパークさんと温市さんから仕入れられているそうです。

「スープ ハレノヒ特製 桃の冷製ポタージュ 豆乳ブラマンジェ添え」

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きゃしーさんが桃の冷製ポタージュに惚れ込んだのは、軽井沢の名店「エルミタージュ田村」の一皿。その味をきゃしー流にベジで再現しようとつくられたのがこの一品だそう。通常フレンチで使われるコンソメを昆布だしで、生クリームを豆乳でつくった一品は、ラムが軽く効き、実に深い味のポタージュとなっています。

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お皿に添えられているハーブやエディブルフラワーは、すべて自宅のお庭からさっき摘んできたもの。

「メイン ズッキーニの豆腐グラタン とうもろこしソース 雑穀サラダ添え」

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野菜とは思えぬ満足感をあたえるズッキーニのメイン。上にかかったとうもろこしソースはとうもろこしの甘さを最大限に引き出し、雑穀サラダはバルサミコ酢とあえ、味を引き締めています。

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きゃしーさんのお料理は、まさに一皿一皿がフードクリエイターのアート作品。お皿の上はキャンパスで、ハーブフラワーやエディブルフラワーとお料理をマッチングさせ、美しく飾る姿はまさに画家やデザイナーの「目と手」・・・。

「デザート 茄子のタルトタタン 焼き茄子のソルベ添え」

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もうこれは、目をつぶって食べていたらリンゴなのか茄子なのかわからないほど・・・。茄子と車麩をきび糖とはちみつでキャラメリゼし、小麦粉とバターのクランブルの変わりにオカラでクランブルを。

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茄子のソルベは焼き茄子とココナッツミルクをソルベにしたもの。最後の最後にまた目から鱗のデザートです(驚)

「デトックス ハーブティ」

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ハーブティソムリエ・インストラクターの資格を持つきゃしーさん。デトックスコースの最後はやはりオリジナルブレンドのデトックスハーブティ。
この日はローズ、レモングラス、ダンデライオン、エキナセア、レモンバーム、ヒソップ、ローズヒップ、ハイビスカス、ルイボスのブレンド。「デトックス&美肌スペシャルブレンド」だそうです。

 

「あれも、これも食べていって頂きたいと、どうしてもお出ししすぎてしまって・・・」とおっしゃるきゃしーさん。「食」で人を幸せにしたい、食の大切さを伝えたい、食べてハッピーならば世の中もきっと平和なはず!という彼女のポリシー溢れるお料理は、カラダにもココロにも効くだけでなく、しかもフレンチ!大人気でリピート率の高さも納得です。

貸し切りなので小さなお子さん連れのママ会や、自然派のこだわり女子会にも人気。最近は同じ飲食業の方々も視察に訪れるほどの大注目のハレノヒ食堂さんです。

美活・滋養・デトックスのコースがあり、ライトコースは4300円、スタンダードコースは5300円、スペシャリテコースは6300円。
レストランは木~日曜日の四日間に予約可能で、月~水曜日はお料理教室やメニュー開発の時間とされているそうです。

ちなみに私は、スタンダードコースを頂きましたが、胃がもたれることもなく翌朝まで心地良い満腹感で夕飯いらず!
そして、デトックスコースを頂いたので、おそらくその人の一番弱っていたり、毒がたまっているところに野菜のパワーが効いてくる・・・そんな気がしました。
フィトケミカルの法則でもありますが、やはり、野菜は単一品目ではなく、多品目の組み合わせで頂くことで最大限の野菜のフィトケミカルパワーが発揮されることを、カラダが実感。なかなかこれを実感できるレストランはないと思います。
ぜひ一度、半日のプチトリップ気分で訪れることを、強くおススメします♪

完全予約制ですので、下記にお問合せください。

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アンチエイジング・ベジキュイジーヌ ハレノヒ食堂
中央線「西八王子」駅下車 駅集合でタクシー乗り合いがおススメ。車でもOKです。
予約・お問合せ

http://hitokakera-sora.com
info@hitokakera-sora.com まで。

all photos by Takako Itou

この記事を書いたORGANAキュレーター

唐澤佐千子
唐澤佐千子オルガナ編集長
アンチエイジングフードマイスターリーダー。
雑誌・広告のスタイリスト・エディター〜公益法人理事を経て、オーガニックで丁寧な暮らしを提案するwebマガジンORGANA編集長。
高2DK、黒ラブ娘10歳、パートナーと二世帯暮らし。陶芸、ナンタケットバスケット、カルトナージュ、グルーデコなど手仕事大好き♪ヨット、ゴルフ、テニス、スキーはお付き合い程度な体育会系。
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