2016.07.28

戸隠奥社で竹細工の手仕事を・・・かごめかごめの『篭目網』を習う

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一度は訪れたい霊験あらたかな戸隠奥社。

、でも、せっかく戸隠まで訪れたのならお蕎麦を食べるとともにぜひ体験してみたい、日本の手仕事を教えてくださる場所があるのです。

奥社

ここ、戸隠は竹の産地でも有名。こちらでお蕎麦をいただくと必ず、竹ざるにお蕎麦がよそわれてきます。こんな竹ざるが編めたらいいなあと思いませんか?

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そこで、このような竹細工が体験できるところはないものかと探してみたらあったのです。

しかも名前もど直球の「奥社竹細工センター」さんです。

奥社のちょっと先、車は奥社で止めて、正面の通りを30メートルほど歩くと、すぐ見えてきます。奥社から先にあるので今まで何回も奥社にお参りに来ていたのに気が付きませんでした。

全体

電話で予約した際に

「竹細工体験があると書いてあったのですが、そばざるを編みたいのですが・・・」と問い合わせたところ、、なぜか沈黙の15秒。そして

「皆様、そのようにおっしゃるんですが、たぶん素人さんでは無理です。はじめは初心者向きの篭目網の短冊飾りをやっていただきます。」とのこと。 なんと!そうだよね。

山ぶどうのつるを山で拾ってきて適当に編むのとはわけが違う。

なんといっても雪の結晶のように放射状に広がっているのだから。

「はい。わかりました。よろしくお願いします。」と初心者用の体験を予約しました。

 

そしていよいよ当日。

いきなり前ふりなしで始まります。

建物の中は懐かしい土間から上がり口の板の間。

正座も痛いし、すわり方も落ち着かない。

こういう手工芸は正座か、あぐらか、姿勢そのものも今の椅子での仕事とは違っていました。

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まずは竹を6本組みます。ここ大事です。 始めての方はまず組んである状態からスタートできますので安心です。チャレンジャーの方はやってみるのも良いですね。

 

その後はこれを並行に、で、こうして下にいれて、きっちりと組んで。 あれ?あれ?ごちゃごちゃに・・・。

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これは数学か、物理か、アタマで理解しようとしても、できない。無理! 手が覚えてくれるのを待つばかりです。もう理解しようとしても無駄なので、いわれるがまま、先生のいうとおりに組み上げていくしかありません。

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これは中盤にさしかかっていますが、まだ理解できてない。。

甘かった。お手本を見た際には、「なんだ簡単じゃない~」と正直たかをくくっていて5分ほどでできちゃうじゃない!と思っていたのですが、日本の手仕事はそうは甘くはありません。ひざは痛くなるわ。あちこち痛くなるわ。網目はキレイにいかないわ。

 

でもなんとかしばらくすると手が動いてきた、ああしてこうしてと自然に組み上げ方がわかってきたのです。 そして、なんとか終わりが見えてきました。

30~40分はかかりましたが・・・

なんとか、素敵な(自画自賛)短冊掛けができました。

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この編み方は「篭目網」といって一番基本の編み方だそうです。竹はその耐久性としなやかさで昔から日本の台所道具に多く作られてきました。

童謡の「かごめかごめ、かごの中の鳥は~」の篭は、篭目網の篭だそうです。

今回は畏れ多くもいきなりそばざるを編みたいなどと思って、お電話しましたが自分で体験してみて、道具ひとつ満足に作れない私達の退化を思い知らされました。

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台所道具は男女関係なく毎日の道具。

たしかにステンレスは衛生的で便利ですが、なにか味気ない。

少しでも手作りの天然素材の道具を扱うことで何か丁寧な暮らしを思い起こさせてくれる気がします。

思い出にそばざると竹かごを購入しました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

皆様の機会あればぜひ、戸隠にお立ち寄りください。

予約して体験できます。

戸隠奥社竹細工センター

http://togakushi-21.jp/active/2012/10/post-20.php

住所:〒381-4101長野県長野市戸隠奥社入口

電話番号:026-254-2947(必ずご予約してから)

体験料金:1600円

 

 

この記事を書いたORGANAキュレーター

青木淳子
青木淳子
・オルガナ代表
・(社)日本アンチエイジングフード協会常任理事
・青山エルクリニック事務長
長野県中条の裏山、畑、田んぼ付きの古民家「美園居」で週末里山暮らしを実践。美しき自給自足生活を目指す。
ブログ:青木淳子の信州スタイル~花園居(かぞおのきょ)の週末暮らし~
http://blog.kazoonokyo.com/
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