【美味しい所を捨てないで!「あと一品」レシピ】大根の皮

寒風の中を帰路につき、夕飯にほっこりアツアツの大根料理を頂く・・・この季節の楽しみですね。
甘みがある冬大根の定番料理はやはり、分厚く切って出汁がじっくり染みるまで煮たレシピ。
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でも、このような料理の際に必ず生ゴミとして出る大根の皮。
メインの根の部分と食感が違うので、どうしても剥く必要がありますが、捨てるのは待ってください!

大根の皮には、いくつかの栄養素がしっかりと含まれています。
ガン抑制酵素として知られる辛み成分のミロシナーゼ。
ビタミンC。
さらにはビタミンCの吸収を助け毛細血管を丈夫にするビタミンP。
根菜類は、防菌や防虫・外傷を治す作用・抗酸化作用がある栄養素を皮に集めて身を守り、分厚くすることで内部の水分を閉じ込めます。
そんな生命力に満ちた皮を使って、小鉢やお弁当総菜などに重宝する「あと一品」を手軽に作ってみましょう。
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コツは短冊切りにすること。
これだけで歯ごたえのある調理しやすい食材へ変身します。

■お漬け物なら非加熱で栄養まるごと!

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ぬか床をお持ちの方に試していただきたい「大根皮のぬか漬け」。
皮を剥いた長いままの状態で漬けて、食べる分だけ短冊切りにしましょう。
シャキシャキとした食感がたまりません。
大根とは違う野菜で作ったぬか漬けのようにすら感じます。

手早く作る浅漬けなら、ゆずとの相性が抜群。
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柑橘類にも前述のビタミンPが含まれますので積極的に取り入れてみてください。
ゆず皮と一緒に塩揉みしておくも良し。
筆者が一番好きな食べ方は、小さじ一杯のだし汁に柚子胡椒を溶かしてから大根皮をもみ込む浅漬けです。
調理時間1分もかからずに、ご飯のお供からお酒のつまみまで美味しくいただける一品へ早変わりです。

■お惣菜の定番、きんぴらに最適!

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大根皮のシャキシャキ感は炒めても損なわれません。
ごぼうなど定番のきんぴらを作る際と同じ手順で簡単にできます。
大根の煮物を作る際にどうしても出る面取り後のクズも一緒に調理してみてください。
にんじんやレンコンなど大根以外の根菜類を調理する際に皮を保存しておき、ある程度の量になったら一気に調理して常備菜にしておくと便利です。

■切り干し大根として保存

大根を一本まるごと買って、カットしてから冷凍保存される方も多いかと思います。
その際には剝いた皮が大量に出ますので、乾物にして保存しましょう。
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切り干し大根と言えば甘めの味付けにした煮物が定番ですが、水で戻す際に旨味成分や栄養素が戻し汁へ大量に出て行ってしまいます。
水は捨てずに煮汁として使いましょう!
また、調味液で戻しておけば水気をぎゅっと絞る手間も無く使えます。
だし汁、酢、醤油でシンプルな和風ドレッシングを作り、そこへ切り干し大根皮と塩昆布を入れてしばらく置きます。
あとはキャベツの千切りなどの野菜と和えてサラダに。
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風味付けに胡麻油を一垂らしするのもお勧めです。
合わせる野菜は、大根皮のシャキシャキ食感と相性が良いものを選びましょうね。

アイディア次第で様々な料理へ七変化する大根の皮。
簡単時短メニューにうってつけです。
皮まで美味しく安全にいただく野菜は、やはり無農薬や自然栽培のものをお勧めします。
土の力だけで育ったどこも捨てるところのない、生命力の詰まった野菜です。
この冬はぜひ、生ゴミを減らして一品を増やす、そんな料理を楽しんでみてください!

 

written by 伊藤隆子(オルガナ編集部・アンチエイジングフードマイスター)

【旬をいただく】里芋で免疫力をアップしよう♪

冬の家庭料理といえば、煮物ですね。根菜や里芋で作る煮物は、おふくろの味の代表です。
里芋の主成分はでん粉ですが、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、食物繊維などが豊富に含まれています。
芋栗南京は女子の好きな食べ物。でも、太りそう・・・なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、里芋は水分が多く、ほかの芋類に比べるとカロリーも低く、さつま芋や山芋の半分以下です。

でも、煮物しか思い浮かばない。なんていう方へのお助けレシピを3つほど・・・
里芋一袋使いきれるバリエーション・レシピです。ぜひお試しください!

【里芋一袋 使い切りレシピ】
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☆下準備:1袋の里芋の皮をむいて、食べやすい大きさに切り、蒸し器で蒸かして、柔らかくしておきます。(里芋の粘りを出すときは、皮を剥いて下ごしらえをすると、粘りが出やすくなります。)

里芋ときのこスープ
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【材料】
お好みのきのこ…120gくらい
水…300ml
鶏がらスープの素…大さじ1
豆乳…150ml
豆板醤…小さじ1
ごま油…大さじ1
☆下準備した里芋1/3量

【作り方】
①ごま油を鍋に入れて熱し、きのこを炒める。
②火が通ったら水と鶏がらスープの素を入れ温まったところに里芋を入れる。
③最後に豆乳と豆板醤を加えて出来上がり。

里芋と蓮根のグラタン
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【材料】
蓮根…100g
下準備した里芋…1/3量
コンソメ…1個
豆乳…200ml
オリーブオイル…大さじ1
チーズ…1カップ

【作り方】
①鍋にオリーブオイルを入れ、食べやすい大きさに切った蓮根をよく炒める。
②①にコンソメ、豆乳を入れコンソメが溶けたところに里芋を加える。
③②を耐熱皿い移し、上にチーズをのせてチーズが溶けるまでオーブントースターで焼いて出来上がり。

里芋のサラダ
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【材料】
豆乳ドレッシング
☆オリーブオイル…150ml
☆豆乳…50ml
☆お酢…大さじ2
☆マスタード…小さじ2
☆甘麹…大さじ2(なければ砂糖)
☆塩、こしょう…少々

玉ねぎスライス…1/2個分
下準備した里芋1/3量
コーンの缶詰…お好みで

【作り方】
①ドレッシング材料☆印を全て合わせて撹拌させる。
②里芋を軽く潰し、玉ねぎのスライス、コーンと合わせ、①のドレッシング1/2量とあえて出来上がり。

 

written by 前谷玲子(料理研究家・アンチエイジングフードマイスター)

【旬をいただく】冬大根で体調管理しませんか?

 

旬のものを旬の時期に食べる。これは魯山人も言っていた言葉ですが、魯山人の様に様々な食事を食べていた方でも、旬のものを食べることが一番のごちそうで、それを提供することが一番のおもてなしだと考えていました。旬のものにはその季節に食べると自然に体を整える作用もありますから、財布にもカラダにも優しくて言うことなしです。

 

冬の野菜と言われて、ぱっと思い浮かべるのは大根!と思われる方は多いのではないでしょうか?大根も最近は色々な種類があり、サラダの彩りにも活躍をしています。
大根には胃もたれ、胸やけなど消化を助ける効能があります。
これはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼという消化酵素が含まれているため。
二日酔いの朝などは、大根おろしやお漬け物など生で食べると、より効果があります。
そして、この時期一番嬉しいのは、抗菌作用や抗炎症作用があるということ。
喉が痛いと感じた時に大根おろしにハチミツを垂らしたものを食べるといいと言うのは、昔から伝えられている知恵の一つです。

 

大根の効能を最大に生かすには・・・なんといっても生で食べること。そこで、生で食べるのは野菜スティックしか思い浮かばないという方へ、大根のお助けレシピを3つほどご紹介します。

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大根と春菊の豚肉サラダ
【材料】
大根…280g(1/3本)
春菊…1/2束
豚バラ薄切り…100g
醤油…大さじ1
みりん…大さじ1
ごま油…大さじ1
塩…少々

【作り方】
①大根をピューラーで薄切りにする。春菊は葉の柔らかいところを食べやすい大きさに切り、大根の薄切りと合わせて塩で揉み、ごま油であえてお皿に盛りつける。

②豚バラの薄切りを2センチくらいに切る。熱したフライパンに豚バラ肉を入れてカリカリになるまで炒め、出てきた油をペーパーで取り除き、醤油、みりんで味つけをする。

③②のお肉を①の野菜のお皿にのせて出来上がり。

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大根の混ぜご飯
【材料】
大根千切り…280gくらい(1/3本)

大根の葉…少々
ホタテに水煮缶…1缶
塩…少々
玄米…3合(白米でも可)

【作り方】
①玄米を炊く。

②大根の千切りと大根の葉を塩揉みして水分を切っておく。

③炊きあがったご飯に②とホタテの水煮缶(汁ごと)を加えて混ぜる。
④5分程蒸らして出来上がり。

 

そして最後に、ちょっと風邪気味だな・・・というときの温まる大根お助けレシピ。

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ほっこり温まる大根のポタージュ

【材料】
大根薄切り…280gくらい(1/3本)
玉ねぎ薄切り…1個
コンソメ…1個
豆乳…2カップ

味噌…大さじ1/2
塩、胡椒…少々
オリーブオイル…少々

 

【作り方】
①鍋にオリーブオイル入れて、玉ねぎを透明になるまで炒める。そこに大根を入れて水とコンソメを入れて煮込む。

②具材が柔らかくなったらミキサーに入れて撹拌する。

③②を鍋に戻し、豆乳、味噌を入れて温め、塩、胡椒で味を整えて出来上がり。

豆乳はお好みで牛乳や生クリームに変えても美味しいですよ。

 

いかがでしたか?旬の大根、たくさん美味しくいただきましょう♪

 

ライター REI

次なるスーパーフード『カニワ』徹底解説&カニワのアレンジレシピ♪

 

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カニワ
KANIWA
聞き慣れない単語ですよね。

2013年に、アンデス地方で数千年前から食されてきた穀物「キヌア」が
食料危機の重要な解決手段になる可能性があるとして
「キヌア国際年」が制定されました。

そのキヌアと同じく南米で育つ「アカザ科」(ほうれん草などと同種)の
穀物である「カニワ」が、最近注目を浴びています。

日本では、自然食品を扱う小売店やネット通販などで購入することができます。
美しい褐色や小豆色など色とりどりの小さな粒です。

他の穀物とサイズ比較してみました。

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真ん中がカニワ。
一番上から時計回りに、米、黒米。押麦、きび、キヌア、アマランサス。
その小ささがわかっていただけたかと思います。

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さて、同じ産地で育つ同じ科の穀物キヌアとは何が違うのか?
気になりますよね。

栄養価はキヌアと似ています。
米や小麦と比べて高タンパク質であり、
食物繊維、鉄分、カルシウムが豊富に含まれています。
これは特に女性には嬉しい栄養素ですね。
グルテンフリーなので、麦にアレルギーがある方にとって
注目すべき食材です。

普段、キヌアを使っている方にとっては、
そんなに小さい粒だと下洗いや下茹での湯こぼしが面倒…と
感じるかと思います。
キヌアは目の細かいザルを使えますが、
カニワは茶こしでなければ目を通ってしまいますので。

そこで、キヌアとの最大の違いは、使いやすさ。
成分にサポニンを含んでいないので、丁寧な水洗いが不要です。

サポニンは大豆などにも多く含まれ、天然の界面活性剤とも言われます。
実際、サポニンが特に多い種類のキヌアは
南米の一部では洗剤として使われています。
サポニンを含む食材は十分な水洗いや下茹でを行わないと、
苦みやエグミが強く、摂取量によっては胃腸に負担をかけます。

キヌアでは必ず行うように指導されている水洗いや下茹で
(製品によってはすでに下処理を済ませているものもありますが)を行うと、
サポニンがまるで洗剤のように泡立ちます。
大豆の煮豆を作るときと同じような泡立ち方です。

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同じ処理をしても、カニワには泡がたちません。

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したがって、水洗いなしでも気にせずお料理に使えるのです。
この手軽さは、日々の家事では大事ですよね!

下茹で時間はキヌアと同じ。
15分茹でたあとで2~3分蒸らします。
白いヒゲのような細い根が出て来たら食べごろ、という条件も同じです。

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左がキヌア、右がカニワです。

どちらにもクルンとかわいい根が出ていますね。

まずは味付け無しで、そのまま食べてみました!
…美味しい!!!
正直なところ、キヌアはこの処理時間でも青臭さが残りますが、
カニワは臭みが無く、上品な香ばしさがあり、
味付け無しでもパクパクいけてしまいそうです。
筆者、色々な料理に使うべくたくさん茹でたところを、
うっかりツマミ喰いで大量消費しそうになりました…(苦笑

サポニンが無いのなら、もしかして茹で汁も使えるのかしら?
という好奇心のもと、煮汁を味見してみました。
何かに似ている…
塩や砂糖を加えていない小豆の煮汁に非常に良く似ています。
「ポリフェノール味」とでもいいましょうか。

というわけで、簡単にできる「カニワ活用」料理にチャレンジしました。

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■温野菜サラダにサックリ混ぜて。
どんな野菜でも味の邪魔をせず、プチプチの食感を楽しめます!
【カリフラワーとモロッコインゲン、塩レモン和え】
表題のまま、超シンプルレシピです。
カリフラワーときざんだモロッコインゲンを茹で、
塩レモンとエクストラバージンオイルをふりかけ、
カニワをざっくり混ぜ込んで温サラダに。
大皿料理で振る舞っても、
肉や魚のメインディッシュの付け合わせにも重宝しそうです。

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■煮汁を活用!
中華風トロ味スープと雑穀は相性抜群です。
【四方竹とエノキの簡単中華雑穀スープ】
秋にしか取れない西日本の筍「四方竹」(切面が四角いことから)と、
エノキ(その他キノコならなんでも)を鶏ガラスープで煮込み、
生姜の絞り汁を加えて、酒・味醂・塩で味を整えます。
ここで、雑穀やカニワ、そしてカニワの煮汁も入れます。
味が深まりますよ!
片栗粉でトロみを付けてから火を落とし、香り付けにゴマ油をひとたらし。
筍とエノキのシャキシャキ感と、雑穀のプチプチ感が楽しく、

腹持ち抜群な「食べるスープ」になります。

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香ばしくて美味しいカニワ。
ぜひたくさんの方に試していただきたいです!
今後、徐々に市場に出てくると思われますので、
ぜひチェックしてみてくださいね!

 

ライター Lucy

秋の夜長 ワインのお供に・・・スーパーフード「カカオニブ」

秋の夜長 ワインのお供に・・・スーパーフード「カカオニブ」

カカオは、東南アジアやアフリカ・中南米などで採れる植物で、チョコレートの原料で有名ですね。

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市販のチョコレートは、写真のカカオの実の中の豆を煎り、砕いて(カカオニブ)外皮を取り除き

さらにそれをすり潰してどろどろしたカカオマスにし、ミルクや砂糖・油脂を加えて作られているのです。ご存知でしたか?

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このカカオ豆は代表的なスーパーフードの1つ。

近年その栄養効果が知られるようになってきました。

ビタミンCやマグネシウムやカルシウム、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラルを豊富に含む他、

ポリフェノールが赤ワイン100mlに0.3g程度含まれているのに比べて0.8g含まれており、しかもその吸収度が非常に高いことが指摘されています(徳島大学寺山純二教授らによる実験)。

 

ガンや動脈硬化などの病気の原因を引き起こす活性酸素の働きを抑え、血中の悪玉コレステロールや酸化を防ぐ抗酸化作用があり、胃潰瘍やアレルギーの予防、ストレスにも効果があり、集中力や記憶力が上がることも検証されています。

 

さらにカカオバターの主成分であるステアリン酸は吸収率が低く低カロリーで、虫歯を抑制する効果まであると言われています。

加えて興味深いのは“幸福感”をもたらす神経伝達物質アナンダミドを含有する唯一の食材であるということです。

別名「ラブケミカル」と呼ばれるフェニルエチルアミンも含まれています。

チョコレートが多くの人に愛されている理由はそんなところにあるのかもしれませんね。

 

ただ健康効果があっても、市販のチョコレートは白砂糖や油脂類、乳製品、添加物などが大量に添加されていますから、体重増加や生活習慣病発症も心配。ダイエットや美肌・アンチエイジングを考えるとちょっと・・・とためらってしまいますね。

 

そこでお勧めしたいのがローカカオニブ!

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ローはRaw、焙煎せず、天日や低温乾燥で作られているので、熱に弱いフェニルエチルアミンやビタミンCもしっかり摂ることができるのです。

 

おススメのカカオニブはこちら。

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低温加工 ナビタス ナチュラルズローカカオニブ(227g)  \2,435

http://www.livinglifemarketplace.com/

カカオ5

拘りのバリの天日干し

BigTreeFarm ローカカオニブ(340g) \2,300

http://www.rawfood-lohas.com/index.shtml

 

甘味料は一切含まれていないのに コクがあってとびきり美味しいのです!

噛みごたえもあるので満腹中枢も刺激されて食欲も満たされますから、おやつ代わりに持ち歩くのにもぴったり!

 

ですが、この時期一番のおススメは、秋の夜長に赤ワインを片手に・・・!

赤ワインとカカオニブ 共にポリフェノールたっぷりの最強アンチエイジングコンビです。

 

同じくスーパーフードのゴジベリー(クコの実)と一緒に食べると優しい甘みと苦みとコクが広がり、更に幸福感が高まること間違いなしです。

ゴジベリーもビタミンB1・B2・Cやカルシウム・カリウム・亜鉛・鉄などのミネラル、 食物繊維が豊富ですから、万が一食べ過ぎてしまっても罪悪感無しなのもありがたいですね。

ただし健康とアンチエイジングのために 赤ワインは1~2杯程度で♪

 

 

ライター 城いつ子(リビングローフーディスト)