【魅惑の郷土料理】旬野菜 信州の「丸茄子」でフライパンひとつでつくる簡単おやき

信州の夏は丸茄子。

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食べても食べても終わらない丸茄子は「おやき」によく使われますが、蒸したり、焼いたりと、意外と作るのに手間がかかるもの。

今日は夏の信州から、誰でもフライパンひとつで簡単につくれるおやきをご紹介します。

ちょっと小腹がすいたときの「おこびる」(昔は農作業の合間の小食のことをこう呼びました)としても重宝されたのです。

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この簡単おやき「なすのかた焼き」はもともとお盆でお客様がひっきりなしで訪れる農家の主婦がカンタンに作れるおやきとして、また送り盆にご先祖様をお送りするための<おみやげ>として生まれそうです。

まさに片面だけをやきつけた信州の北信地方の郷土料理、これならふつうの茄子をアレンジしても家庭で簡単に作れます。

今ならさしずめ、夏の塾に通う子供たちのおやつにもぴったりですね。

 

作り方も簡単です。

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鮮度の良い丸茄子が手にはいったらいいですね。今信州の道の駅にはこの丸茄子が4つくらいはいって150円くらいです。長野県長野市の中条村・小川村・信州新町の道の駅では問い合わせてみると他の野菜もまぜて送ってくれたりもします。

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皮はあつめに剥きましょう。そしてこの皮もなんと干して、たくわん漬けの中にいれると風味もことのほかよくなるとか。

昔の人は捨てることを知らないのですね。こういう知恵が大事ですよね。

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厚さは1センチ以上のあつめがオススメです。

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生地はこんな感じ。地粉に水と溶き入れて、ほんの少しの重層を。地粉の代わりにそば粉や米粉も風味が高まっていいですよ。

あとは残ったごはんをつぶしていれるのも、農家風。今日は地粉と米粉を混ぜました。

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今度は生地とナスに挟む味噌を作ります。お味噌にはちみつ(甘酒も可)と風味付けにごま油がエゴマ油をひとたらし。よく混ぜましょう。ここにくるみや山椒などを混ぜ込んでお好みの風味の味噌で。

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なすをフライパンでしっかりめに焼きましょう。ナスは油が好きなので、油をけちらないように。

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生地はこれくらいの大きさ、ちょうどナスを挟むのであまり大きくないようが食べやすいです。

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焼きあがったナスと生地、その間に風味みそをちょっとつけてあとはあれば笹の葉でくるむと風味が移りますし、日持ちが良くなります。

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いかがでしたか?

丸茄子が手にはいらなくても太目の茄子ならすぐできてしまいます。

昔の人は家にある材料でこうした簡単な「おこびる」を作っていました。

夏の旬のこの時期しか味わえないこの簡単おやきぜひ一度作って食べてみてください。

シンプルな田舎の味わいです。

 

「旬の丸茄子」

中条村道の駅

http://nakajyo-actio.jp/

信州新町道の駅

http://nagano-michinoeki.jp/

※こちらの道の駅では丸茄子以外にもたくさんの野菜やはちみつも販売されていますが、通販を確約したものではありませんので、個人の責任でお問い合わせください。