予約のとれない海辺のオーガニックレストラン・・・オーガニックグリル鵠沼海岸
江の島からほど近い鵠沼海岸の浜辺から300m。
閑静な住宅街の中にある180坪のレトロモダンな邸宅がリノベーションされ、「オーガニックグリル鵠沼海岸」として今年の8月にオープン。
建築された当時の最先端建築であったことをうかがい知ることができるその建物は、元々ヨットで世界一周もしたヨット乗りがオーナーだった家。
当時の雰囲気は、ヨットの写真や古い当時の船具のデコレーション、家具などが邸宅内にそのまま残され、これがまたいい本物感をだしている。
店内は開店と同時にすぐに満席。ランチは特に周辺のマダムたちの予約でいっぱいで、近所では「予約のとれないオーガニックレストラン」としてすでに有名だそうだ。
それもそのはず、庭は広く、海風が爽やかに吹き渡り、日当たりも抜群。ナチュラルでシンプルなインテリアは、思わず心がほっとしてしまうような空間を作り出している。
美味しいランチを頂き、その後にデザート、コーヒーとランチタイムであることを忘れて、ゆったりと過ごしてしまうほど時間が静かに流れているレストランなのである。
シェフの木下 俊さんがオーガニックレストランを志したのは、食の多国籍企業支配の問題を提議した「モンサントの不自然な食べもの」(http://www.uplink.co.jp/monsanto/)を見たことがきっかけだそう。ご自身の仕事であるフレンチのシェフとして、オーガニックで安心・安全な食を届けることが自分の責務であると感じ、それからオーガニックの道へ進まれたそうだ。
そして、都内のフレンチレストランを経て、現在の鵠沼海岸の隠れ家オーガニック・フレンチのシェフに。
食の安全意識の高いシェフの味は、素材を重視して最小限の足し算で構成された独創的なフレンチ。素材の味を一番に考えたお料理は、何度でも通いたくなってしまうお味。
素材は安全なお肉と自然栽培の野菜、自然養鶏の卵を使用。もちろん、調味料にもこだわっている。
“オーガニックグリル鵠沼海岸は、レトロモダンで緑に囲まれた一軒家レストランです。食材はすべてオーガニックにこだわり、野菜はすべて無農薬・無化学肥料、日本の食材、調味料、料理法を取り入れた創作フレンチです。パンもすべて自家製、デザートも手作り。ベジタリアン向けのデザートもあります。新しい形の宿泊しないリゾートとして、レストランの域に留まらないコンセプトは、癒しと贅沢を満喫できると思います。”と木下シェフ。
自らが作る料理にこだわらず、寿司職人やイタリアンシェフをゲストシェフとして招き、完全予約制の企画ディナーを催したり、湘南地区のオーガニックファーマーによるマルシェを庭で開いたり・・・。
オーガニックレストランに留まらない柔軟な発想で、新しい形の食と場のオーガニックリトリートを築いてくれそうな予感がする。湘南といえばオーガニック文化はすっかり定着しているといっても過言ではないが、ここ数年頭角をあらわしてきた新しい若い世代の湘南オーガニックファーマーにも注目したい。そんな次の湘南オーガニックムーブメントの中核になりそうな「オーガニックグリル鵠沼海岸」なのである。
オーガニックグリル 鵠沼海岸
住所:〒251-0038 神奈川県藤沢市鵠沼松が岡2丁目19−12
TEL/FAX:0466-54-7980
HP:organicgrill.jp(ご予約はHPからでも可能です)
営業時間:11:30~22:00(21:00 L.O.)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
①メニューに使用している食材すべてが |
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②メニューに使用している肉・魚介類・卵などの主な産地またはこだわり(飼育方法など) |
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③お米の産地・農法を教えてください。 |
産地:山形県 ササニシキ 農法:自然栽培 |
④小麦粉はどちらのものを使用されていますか?(できれば種類も教えてください) |
北海道産 国産小麦粉 |
⑤調味料はどのようなものをお使いですか? |
添加物や遺伝子組み換え原材料不使用のもの:フランス産岩塩、ドイツ産岩塩、イタリアのオーガニックオリーブオイル、自然栽培手作り味噌、丸中醤油、有機砂糖 |
⑥ワインなどはどんなラインナップでしょうか?(複数回答可) |
両方。ビオロジック・ビオディナミ・リュットレゾネが2/3。普通のものが1/3。 |
⑦アレルギー対応はされていますか? |
対応している。ベジタリアン対応可。 |
⑧食材の放射性物質についてはどうお考えですか? |
検査しているものを使用。可能な限り安全安心できるものを使用している。 |