【旬をいただく】冬大根で体調管理しませんか?
旬のものを旬の時期に食べる。これは魯山人も言っていた言葉ですが、魯山人の様に様々な食事を食べていた方でも、旬のものを食べることが一番のごちそうで、それを提供することが一番のおもてなしだと考えていました。旬のものにはその季節に食べると自然に体を整える作用もありますから、財布にもカラダにも優しくて言うことなしです。
冬の野菜と言われて、ぱっと思い浮かべるのは大根!と思われる方は多いのではないでしょうか?大根も最近は色々な種類があり、サラダの彩りにも活躍をしています。
大根には胃もたれ、胸やけなど消化を助ける効能があります。
これはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼという消化酵素が含まれているため。
二日酔いの朝などは、大根おろしやお漬け物など生で食べると、より効果があります。
そして、この時期一番嬉しいのは、抗菌作用や抗炎症作用があるということ。
喉が痛いと感じた時に大根おろしにハチミツを垂らしたものを食べるといいと言うのは、昔から伝えられている知恵の一つです。
大根の効能を最大に生かすには・・・なんといっても生で食べること。そこで、生で食べるのは野菜スティックしか思い浮かばないという方へ、大根のお助けレシピを3つほどご紹介します。
大根と春菊の豚肉サラダ
【材料】
大根…280g(1/3本)
春菊…1/2束
豚バラ薄切り…100g
醤油…大さじ1
みりん…大さじ1
ごま油…大さじ1
塩…少々
【作り方】
①大根をピューラーで薄切りにする。春菊は葉の柔らかいところを食べやすい大きさに切り、大根の薄切りと合わせて塩で揉み、ごま油であえてお皿に盛りつける。
②豚バラの薄切りを2センチくらいに切る。熱したフライパンに豚バラ肉を入れてカリカリになるまで炒め、出てきた油をペーパーで取り除き、醤油、みりんで味つけをする。
③②のお肉を①の野菜のお皿にのせて出来上がり。
大根の混ぜご飯
【材料】
大根千切り…280gくらい(1/3本)
大根の葉…少々
ホタテに水煮缶…1缶
塩…少々
玄米…3合(白米でも可)
【作り方】
①玄米を炊く。
②大根の千切りと大根の葉を塩揉みして水分を切っておく。
③炊きあがったご飯に②とホタテの水煮缶(汁ごと)を加えて混ぜる。
④5分程蒸らして出来上がり。
そして最後に、ちょっと風邪気味だな・・・というときの温まる大根お助けレシピ。
ほっこり温まる大根のポタージュ
【材料】
大根薄切り…280gくらい(1/3本)
玉ねぎ薄切り…1個
コンソメ…1個
豆乳…2カップ
味噌…大さじ1/2
塩、胡椒…少々
オリーブオイル…少々
【作り方】
①鍋にオリーブオイル入れて、玉ねぎを透明になるまで炒める。そこに大根を入れて水とコンソメを入れて煮込む。
②具材が柔らかくなったらミキサーに入れて撹拌する。
③②を鍋に戻し、豆乳、味噌を入れて温め、塩、胡椒で味を整えて出来上がり。
豆乳はお好みで牛乳や生クリームに変えても美味しいですよ。
いかがでしたか?旬の大根、たくさん美味しくいただきましょう♪
ライター REI