ビタミンCたっぷり!旬の柿でフルーツピザ
あっという間に冬になってしまったような気候ですが、まだまだ柿はたくさん出ています。
子どもには嫌いという子も多い柿ですが、大人には有益な効能がたっぷり!
「柿が赤くなると医者が青くなる」と古くからいわれるほど。
とくにこの忘年会などお酒を頂く時期にはぴったりなのです。
自然は私たちの肝臓の都合まで考慮して、果実を用意してくれているのかと思うくらい(笑)
柿にはビタミンCやAが豊富。
どの品種にもペクチン、βカロテンをはじめβ-クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、リコピンなどのカロテノイドが豊富です。特にビタミンCは柿一つで一日の必要量をまかなえてしまうほどです。なので、疲労回復、かぜの予防、ガン予防をはじめ、動脈硬化や高血圧などの成人病予防効果などが期待できるのです。
また、腎臓の代謝をよくするカリウム。カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧の予防に効果があります。
腸の調子を整える食物繊維などもたっぷり。
そして柿が含むタンニンとビタミンCが血中アルコール濃度の上昇を防ぎ、二日酔いやお酒によるのぼせを防ぐといわれています。
この時期、果物として食べるほか、なますにいれて柿なますにしたり、オリーブオイルや亜麻仁オイルとサラダにしたりいろいろなレシピで楽しみたいですね。
今日はお子さんも食べやすい、またパーティにだしてもぴったりな柿を使ったピザをご紹介します♪
柿のフルーツピザ
【材料】(2~3人分)
柿(生) 0.5 個
あんぽ柿 0.5 個
クリームチーズ 15 g(グラム)
シュレットチーズ 10 g(グラム)
ミント 適量
全粒粉 50 g(グラム)
塩 ひとつまみ
水 25 cc
オリーブオイル 小さじ1
打ち粉 適量
【作り方】
1.全粒粉と水、オリーブオイル、塩をボールに入れてひとかたまりになるまでよく捏ねる。
2.打ち粉をしたまな板の上に1を置いて丸い形に薄く伸ばしていく。
3.2の生地にクリームチーズを塗って食べやすい大きさに切った生の柿を並べる。
4.あんぽ柿を食べやすい大きさに切って全体的に置いていく。
5.シュレットチーズを上からかけて、250度に熱したオーブンで15分~20分焼く。
ミントを散らして出来上がり。
ピザ生地も全粒粉と水と塩さえあれば、発酵なしで簡単に作れます。
柿はあんぽ柿でなくてもあるものでOK。
ぜひお試しくださいね♪
レシピ製作:古屋千鶴
アンチエイジングフードマイスターアドバンス・管理栄養士・健康運動指導士・フードコーディネーター
調理師専門学校アシスタント、高校家庭科教諭経験後、管理栄養士、健康運動指導士として病院の検診センターにて予防医学に関わりながら食育の必要性を感じ実家マルサフルーツ古屋農園を母体にした食育体験型のマルサマルシェ Cooking Studioで季節の食体験、農体験の企画を運営。特定保健指導に関するダイエット指導、ところさんのめがてんダイエット検証番組出演などダイエットに関する指導などの活動も行ってる。
http://www.marusa-marche.com/